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2015年6月生まれの息子の育児とカメラ話

【はてな読書会】『良い写真ってなんですか』 私の思う『良い写真』について

8月のはてな読書会。

今回はこれまでとちょっと変わって、テーマはこちらのブログ記事。

lineblog.me

『良い写真ってなんですか』

 

私にとっての『良い写真』とは…

今までなんとなーく感じていたものを、この機会にじっくりと考えてみました。

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自宅アパートの屋上にて

 

 マキロさんの記事はこちら↓

www.hayabusacoffee.com

 

 

『なんでもないもの』に惹かれる

『良い写真とはなにか?』を考える前に、まずは私の好きなものを考えてみました。

 

私が被写体として惹かれるのは、『なんでもないもの』

その辺にあるような、廃れた、普段は誰も見向きもしないようなものが好きです。

 

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例えば錆びた看板とか。

部屋の窓とか。

その辺の雑草とか。

何を被写体にしようか考えたとき、騒がしいものよりも静寂を感じるものに惹かれます。

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konika II b-m

 

昨日も家の近所をプラプラ散歩しながら撮っていたんですが、

普段息子といる時はなにも感じない当たり前の景色も、よく見るとすごく味があったり、雰囲気のいい場所がたくさんありました。

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PCを修理に出してるのでスキャン出来ない…

 

こういう、普段気にも留めないような「なんでもないもの」を「ちょっといいな」と感じる瞬間がたまらなく好きです。

 

 

AEKAさんに親子フォトを撮っていただきました

はてな読書会の考案者であるブロ友のAEKAさん(つづるgraph)

私はAEKAさんのフィルム写真がめちゃくちゃ好きです。友人贔屓とかではなく、本当に好き。

 

ってことで、3歳記念に親子フォトをお願いしちゃいました。

 

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私は写真を撮るのは好きですが、写真を撮られるのは大の苦手です。

見た目のコンプレックスが強いからだと思いますが、それ故に「はい、チーズ!」ってな感じのTHE・カメラ目線みたいな写真だと目も口元も引きつります(笑)

自分はそういうのも撮るくせに(笑)

 

そんな性格なので、AEKAさんのように自然体の日常をそのまま写してくれるような人に親子フォトをお願いしたかったんです。

 

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よく子供を撮っていて思うのですが、子供の笑顔を撮るのが一番上手な人って、やっぱりその子のお母さん(お父さん)だと思うんですよね。

子供の笑わせ方も知っているし、子供の方も親には警戒心なく笑ってくれる。

なので息子の笑顔の写真は自分で撮ったものがたくさんあります。

 

自分の子供の笑顔の写真は自分で撮れるけど、例えば抱っこする瞬間の写真とか、一緒に遊んでいる時の表情とか。

普段見慣れているけれど、自分で写真に残すのは難しい、そんな瞬間を残したいと思い今回お願いました。

 

降りるに降りれなくて不安げな表情。

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チラッと私を入れる構図がたまらん。

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AEKAさんはデジタルとフィルムのどちらも使われていますが、個人的にフィルム×AEKAさんの写真の雰囲気が好きなので今回はフィルムカメラで撮っていただいてます。

ただでさえマニュアルでピント合わせが難しいフィルムカメラ。更に被写体は動き回る3歳児という無茶苦茶なお願いを聞いてくださりました( ; ; )ありがとうございます( ; ; )

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先述したように、私は『なんでもないもの』が好きです。

公園にはよく行きます。
ただ『息子と公園へ行く』というのは私にとっては『なんでもないこと』『ありきたりな日常』な訳です。
AEKAさんはそんな『ありきたりな日常の1コマ』を自然に、そして現実以上に美しく切り取ることが出来る人です。

 

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↓こちらはインスタントカメラで撮ってもらった写真。

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 どんなカメラで撮っても素敵。

 

 ソール・ライターを知る

先日、たまたまhuruで見つけた『写真家 ソール・ライター  急がない人生で見つけた13のこと』というドキュメンタリー映画を観ました。

 

www.youtube.com

それまでソール・ライターの名前すら聞いたことがなかったんですが、かなり有名な方なんですね。

日本でも2016年に美術展が開催されていたようです。行きたかったな。

 

この映画は、ざっくり言うとカメラマンのおじいさん(ソールライター)の日常を撮影したものです。

カメラ片手に散歩したり、フィルムや写真で溢れた部屋を片付けたり。

昔のことを語ったり、ちょっと愚痴ったり。

その合間に、彼の撮った写真や歴史、言葉が出てきます。

 

この映画の何がよかったって、ソールライターの人柄。

頑なで不器用で、それでいてお茶目。

目立つことを嫌い、平凡を愛し、写真やフィルムに埋もれてひっそりと生きているおじいさん。

うまく説明出来ないんだけど、写真以前にソール・ライターという人に強く惹かれました。

 

なかでも印象的だったのは、

「写真は物の見方を教えてくれる」

「すべての物の大切さを教えてくれる」

という言葉。

このソール・ライターの一言で、私の中の「なぜ写真を撮ることが好きなのか?」という理由がはっきりと分かりました。

 

写真はすべての物の大切さを教えてくれる。

 

廃れたような、錆びついたような、その辺の道に転がっているような、そういうものを撮るのが好きなのは、写真が『なんでもない(ように見える)もの』の大切さ、美しさを教えてくれるから。

私にとって『写真=物の見方を教えてくれるもの』でした。

 

ソール・ライターの写真は、普段なら見過ごしているような、日常に溢れているものや人々、その瞬間をとても美しく捉えています。

映画の中で「商業写真には向いていなかった」というようなことを言っていたけれど、私は彼の雑誌時代の写真も好きです。

 

写真集の類はほとんど買ったことがないのですが、ソール・ライターの写す街や人々があまりにも美しくてこちらの本も購入しました。

All about Saul Leiter ソール・ライターのすべて

All about Saul Leiter ソール・ライターのすべて

 

何度見ても飽きないです。映画の方も。

 

 

私の思う『良い写真』=日常を『それ以上』に魅せてくれる写真

当たり前のことって当たり前過ぎて、その時の幸せとか美しさとかってなかなか気付けなかったりするんですよね。

気付いたとしても、他のことに埋もれていつの間にか忘れてしまうものというか。当たり前なんだけど。

 

だからこそ、そんななんでもないような当たり前の日常を、見た人の記憶に残るような『それ以上』に魅せてくれる写真が、私の思う『いい写真』です。

 

 

以前、ネットで『カメラマンの名言100』みたいなものを読んだことがあるのですが、その中でひとつだけ覚えている言葉があります。誰が言ったかは忘れた。

 

いい写真は裏庭でも撮れる。

 

ほんとそうですよね。

わざわざ撮影スポットに行かなくたっていい写真は撮れる。

数百円のインスタントカメラで撮っても上手い人は上手いし、フルサイズの一眼レフ使ったって下手な人はいる。

写真っていうのは、そういうものなんですね。

 

年内を目標にKindleで写真集を作ろうと思います

ソール・ライターの映画を観て、写真を撮る時の構図をはじめとする物の見方、意識の仕方が少しだけ変わりました。

 

今年の春から撮りためてきたポラロイド写真。

勿論お気に入りもあるけど、この1ヶ月で写真に対する考え方に大きな変化があったので、その後の自分が撮ったものでひとまず形にしたいと思っています。

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今までは「ポラロイドカメラ(写真)が好きだから」撮っていたけど、9月〜11月は『写真集のために撮る』。

モデルさんにはOKもらったので、ガンガン撮るぞー!!!(フィルム代稼がなきゃ…)

 

いろんな人の写真や考え方に触れることで自分を見つめ直すことが出来ました。

自分を見つめ直したら『やりたいこと』が見えてきました。

そのきっかけとなる8月の課題を提案してくれたマキロさん、素敵な写真を撮ってくれたAEKAさんに感謝します。

www.hjerteligvelkommen.com


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