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真面目と不真面目を兼ね備えた凡人です

大人って素晴らしい〜調味料編〜

大人になるって素晴らしいと思う。

よく「子供の頃に戻りたい」とか聞くけど、私は一度もそう思ったことはない。大人になった今の自分の状況に満足しているけれど、子供の頃はとても生き辛かったように思う。

これといって辛い経験はなかったけれど学校は特に楽しいものではなかったし、かといって学校以外に特別楽しいこともなかった。小学生の頃なんかは放課後、同じマンションの同い年の女の子と探検するくらいしか楽しかった記憶はない。

 

そんな私がなんだかんだありながらアラサーと呼ばれる頃合いまで生きてきた訳だけど、事あるごとに「大人っていいな」と思う。

 

例えば、調味料。

塩でも砂糖でも、使い過ぎれば体に良くないだろうし、子供の頃なら味覚形成に支障をきたすかもしれない。よく分からないけれど。

そんなこともあって、例えば昔ゆで卵にマヨネーズをかけ過ぎたら「かけ過ぎだよ!」と母に注意されたし、私も息子が同じことをしたら同じように言っていると思う。

その調味料がなんであれ、「そんなにかけたらしょっぱ過ぎちゃうよ」と息子に言って止めたことだって何度もある。

 

そんな私は今、皿に入れたきび砂糖をティースプーンですくって食べている。

深夜のおやつ代わりにクレイジーソルトを舐めるのも好きだし、桜でんぶをスプーンで食べる時のあのジャリジャリ感もたまらない。

少し前までは映画を見ながら蜂蜜を舐めるのにハマっていて、それが最近ではジャムに変わりつつある。

 

きっと息子が同じことをしていたら「甘過ぎる(しょっぱすぎる)から」や「お行儀が悪いから」、「身体に悪いから」という理由でやめさせると思う。

 

でも私はもう大人なのだ。

 

身体に悪くったって自己責任だし、お行儀が悪くても家でこっそりやる分にはいいと思っている。紅茶には砂糖を7杯は入れるし、ゆで卵にだってたっぷりとマヨネーズをかけて食べる。

それでも、私はもう大人だから、誰にも怒られることはないのだ。

 

自分のしたいように、自由に出来るというのはなんて素敵な、なんて幸せなことなんだろう。

 

調味料を舐めたりすることに関してここまで極端になってしまったのは、もしかしたら母親がそういう面では厳しかったからかもしれない。今ならその気持ちも分かる。

だけど、やりたいのだ。

無理やり抑えた欲望が大きく歪んで大人になってから姿を表すこともある。きっとそういうものなのだ。

 

だから私は紅茶に砂糖を入れるとき、息子が欲しがったらスプーンについたきび砂糖を舐めさせてやる。大人になってから爆発しないように。「あまーい」と嬉しそうな息子を見ながら、例えそうなったとしても、一緒に笑えたらいいなと思う。

さっき友人と行った居酒屋の塩レモンサワーの塩のつき方がものすごく豪快で唇をヒリヒリさせながら、やっぱり大人はいいな、と思った。

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