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真面目と不真面目を兼ね備えた凡人

ティッシュ配りの面接に行ったら危険ドラッグをやらされたっていうクソみたいな話 その3

今回最終話。続きです↓

www.hamsphoto.com

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ティッシュ配りの面接に行ったら実際はデリヘルで、なんやかんやあってハーブキメちゃってなんとか駅まで到着。付き合って1ヶ月の当時36歳社会人男性の家までタクシーで向かうってところまで書いたはずです。あってる?

 

前回と前々回で散々連呼してきた『便意』についても今回はちゃんと触れますのでご安心ください。

便意便意言いすぎて俗に言うスカト◯が趣味の方が万が一当ブログに辿り着いてしまったらどうしよう。期待に応えたいけど内容的に残念ながら応えられそうにないのでパンツは履いてくださいお願いします。

 

 

 

半ば倒れ込むようなかたちでなんとかタクシーに乗り込んだ私。もちろん口内はカラッカラだがピークは過ぎたようで、会話を行うための最低限の動きにはなんとか対応出来そうなレベルまで回復していた。

 

タクシーに乗ったらもうこっちのもんだ。この車に乗っていれば目的地に連れて行ってくれる。私はただ乗っていればいいだけなのだ。当時20歳の私はタクシーに絶大な信頼を置いていた。というのも、19歳でキャバクラの世界へ足を踏み入れてビギナーズラックで当たってしまい、ベタな流れで金銭感覚の狂った私はつい最近まで頻繁にタクシーを使用していたからだ。そう、キャバクラを飛んでニートになるまでは。

あ、キャバクラを辞めた理由ですか?不動のNo. 1が卒業してNo.2の私に対するお店からの期待とプレッシャーが重かったからです。はい、根性なし。はい、恩知らず。はい、豆腐メンタル。罵ってくれてありがとうございます泣いてます。

 

タクシーに話を戻そう。

タクシーって乗ったらまず行き先言いますよね。それがさ、言えない。普通に言えないの。まず、電話で彼が何度も住所言ってくれてるみたいなんだけどそれが全く頭に入ってこない。更に、何か話そうとするけど思うように口が動かない。思った以上に動かない。あれ?なんか口内全体に麻酔効いてるみたいだけどちょっと前に歯抜いたっけ?

 

とまあそんな感じで全くダメ、全然喋れない。運転車さんも「あ、やばいの乗せちゃったわ」みたいな怪訝な顔で見てるからね。キマってても分かるくらいって顔に出過ぎぃ!

いやこんなことダラダラ書いててもしょうがないんでここからはサクッと行きます。見かねた彼氏「運転車さんに電話代わって」。無事伝わる、私安心のあまり半分意識飛ぶ。って感じでこのアドベンチャーもここで幕を閉じると思うじゃないですか。思うよね、だってタクシーに乗ったら万事解決でしょ?タクシーってそういうものでしょ?ん?

 

ところがどっこい、ここにきてまさかの新たなる刺客、尿意&便意の登場です。

 

このシリーズ冒頭で散々連呼してきた便意さん、満を持して登場。子分の尿意さんを引き連れて押し寄せるその迫力たるや、安心のあまり半分気絶状態の私を一瞬で覚醒させる程に強烈なものだった。

 

あのー、そもそも尿意とかって徐々に高まって来る感じじゃなかったっけ?まあ便意はともかく、尿意ってのはいくつか段階あったはずだよね。あ、なんかトイレ行きたくなりそう→今のうちにトイレ行っておこうかな→そろそろトイレ行こう→あートイレ行きたい→やばいトイレ探そ→ちょっと待てまじでトイレどこ→トイレ行きたいトイレトイレトイレ→あああトイレああトイレトイレトイレ→私の全筋力よおおお耐えろおおおお→あああああああああ→………ってな感じで段階あるよね、あるよね。

 

それがいきなりMAXですよ。いきなり全筋力を振り絞るレベルで押し寄せてきてるんですよ。しかもですよ。この尿意さん、出先で襲われる最強最悪の衝動といっても過言ではない便意さんと一緒にご来店。なんの変哲も無い普通の平日、10時オープンの店で9時50分くらいに「ちょっと一服したら適当に開けますか〜」みたいなテンションの時ふと外を見たら予約なし10名超えの団体さんが並んでる姿を目撃したときくらいの衝撃と絶望感。油断してたところにいきなり大砲打ち込まれるって何事なの。あ、もうこれ見なかったことにしていいかなって。この尿意も便意も口の渇きも口周りの水滴も運転手さんの冷ややかな視線も何もかも気付いてない、私は何もみていない、何も感じない、何も、なにも、な、に、も、も、もおおおおおおおおおあああああああトイレ行きてええええええええうえたなよまえさにたねはかこなはさ!!っ!!?!!

 

いや、違う。「トイレに行きたい」ではない。

この時、私の頭の中を支配していたのはただひとつ。

 

「どうすれば漏らさずに済むか」

 

もし私の意識及び排尿器官の筋力が敗北し、タクシーという他者所有物の密室空間で尿もしくは便、またはその両方を漏らしたとしよう。

例えばそう、一瞬の気の緩み程度の過ちであれば運が良ければバレずに済むかもしれない。自分の下着と服、そして心は汚れてしまうかもしれないが、何事もなかったかのようにお金を払い、立ち去り、もう二度と会うことはないであろうタクシーの運転手さんに胸の内で謝りつつも上手くやり過ごせたことに安堵するだろう。

 

しかし今、私は脱法ハーブでキマっている。

 

ろくに会話することもままならないような人間が、今まで感じたことのないような激しい尿意と便意を、その両者を、果たして堪えることができるだろうか?いや、恐らく無理だろう。無理だろうな、ということは正常に機能していない脳でも容易く想像できる。

そして、もし、ちょい漏れではなくダム決壊レベルの失態を犯してしまったらその後の私の人生がどうなるか、どうなってしまうのか、想像するのも恐ろしい。

 

この件がトラウマになり人前に出られず部屋からも出られず生涯引きこもりニートとして生きていくかもしれない。もしくは、この経験が引き金となり「人前での排泄行為」の快感に目覚め、未知なる世界への扉が開けてしまうかもしれない。最悪の場合、その両方だ。「人前で排泄をしたいが人前に出ることができない引きこもりクソ(便)ニート」。募る欲求、しかし人前に出られないためそれが満たされることは決してない。己の性癖とトラウマに挟まれながら、その葛藤によるストレスで更なる歪んだ性癖へ溺れていく一人の中年女…

 

怖い。怖すぎる。

これはトイレどうこうの問題ではない。生きるか死ぬかだ。この状況を死ぬ気で耐え抜いて人として生きていくか、己に負け、排泄器官に負け、トラウマからの歪んだ性癖を抱えたまま自室で一人死んだように生きていくか。

 

そう、私はいま、確実に生死を彷徨っている。

 

なんてダラダラ書いてますが、実際その時はこんなこと考えてません。そんな余裕ないから。もう一度言うけど、そんな余裕ないから。とにかく「閉める」。それだけ。ほんとそれだけ。全神経かき集めて研ぎ澄ませて全力で肛門と尿道?閉じてるから。そういえば便が出るのは肛門だけど、尿が出るところはなんていうの?尿道は通るところだもんね、尿門?尿門なの?なんでもいいけどとにかく私の門番達よ、今こそ立ち上がれ。力を使う時が来た…!!!!

 

いやあ、本当に頑張ってるんですけどね、タクシーって車だからさ、多少なりとも揺れるじゃない?その振動さえも命取りなんだよね。というかもう「MajiでBenする5秒前」。いや、2秒前かな。未来の自分に全てを託して眠りたい…なんて一瞬でも現実逃避しようものなら門から奴等が一斉に飛び出しちゃうんでコンマ1秒たりとも気を抜けない。未だかつてこんなにも下半身に力を入れ続けたことがあっただろうか。明日絶対筋肉痛になってる。この運動量であれば一回りくらい痩せてるかもしれない。

 

そうこうしているうちに、永遠に続くかのように思われた時間も見覚えのある街並みに差し掛かったところでようやく終わりが見えて来た。

 

あ、これ多分最寄駅近くだ。てことはあと数分で着く、あと数分の辛抱だ。っと思って油断すると思うなよ肛門尿門(?)。私は最後の最期の一瞬まで気抜かないからな。ここまで来たら絶対に負けられない。負ける訳にはいかない。負けられない戦いがここにあ……ん?あ、ちょっとあの、えーっと、あっ、すみません、今ちょっと取り込み中なんで、今日のところはお引き取りいただいて…え?もうそこまで来てる?いやちょっと待ってくださいよこちらも準備ってものがっていうか今ほんと立て込んでるんであの……

 

ここにきて新たな刺客…だと……?

 

私は気付かなかった。目の前の尿意と便意を堪えるのに必死で、奴が背後に忍び寄っていたことを。

 

そう、奴の名前は「吐き気」

 

例えば足の小指を机の角に思いっきりぶつけたとするじゃないですか。そういう時ってもう痛すぎて吐き気催したりするんですけど、今回はまさかの尿意&便意が激し過ぎて吐き気を催すっていうミラクル。いや、普通にハーブで気持ち悪くなってるのかもしれないけど理由なんてどうでもいい。激しい尿意と激しい便意と激しい吐き気が重なるってこれなんてミルフィーユ?なんて拷問?乗り越えたら悟りとか拓けます?

 

冷静に考えるとさ、ハーブキメてここまで吐き気がなかったことが奇跡みたいなもんなんだけどね。でもさ、それにしてもさ、もう上から下から何から何まで色々出ようとし過ぎ。ちょっとみんな一旦落ち着こうか。日本人らしくちゃんと並んで順番待ってもらえます?

とりあえず便意と尿意は「門を閉める」ってことで堪え方も分かるんだけどさ、吐き気ってどう我慢するんですか。これって堪えようがないよね。意識でどうこうで防御できるものじゃないと思うのよね。正直ちょっと諦めかけてる自分もいてさ、もし仮に出ちゃったとして一番マシなのって何かな…?とか頭の片隅で考え始めちゃってるからね。

 

いやでも諦めちゃいけない。こうなったらもう上も下も下もとにかく力を入れ続けるしかない。上の方なんて口をギュって閉じるくらいしかないけど。最悪溢れてきたとしても口さえ閉じていればまた胃に戻せるかなって。一度の食事で二度美味しい的な?ただ無理やり口閉じてるからゴフッてなった時に鼻から微量漏れ出てしまいそうだけどそのくらいなら可愛いもんよね。

 

 

 

 

 

あの、長くないですか?このくだり。

 

これだけ書いといてあれなんですけど、ちょっともうそろそろ書き終わりたいなー他に書きたい記事色々あるんだけど一応これ終わらとかないとだよなーってなってきてるんで一気に締めます。

 

奇跡的に一滴も漏らさず彼氏宅に到着した私は

 

トイレ駆け込む

下半身裸で半分気絶

心配した彼氏にトイレ開けられそうになる

意識復活

 

といういくつかの段階を経て長い夜を越え、翌朝には酷い二日酔い程度の状態までなんとか持ち直しました。ちゃんちゃん。

16歳年上だった当時の彼は私の状態からなんとなく察してくれたようで、私を問い詰めるでもなく責めるでもなく、ただ「気を付けなよ」って優しく諭してくれましたとさ。なんていい人なんだ。この恩は一生忘れません。ありがとう、えーっと、名前なんだっけ?もう10年近く前の話なんで忘れちゃったわ。

 

とにかく、このクッソ長文の3記事で私が何を伝えたかったのかっていうと、まずひとつは「危険ドラッグ、ダメ、絶対」ってこと。まあこの辺は当然のことなんで端折ります。

 

んでもうひとつ。ここだけは端折らずに大事なことを皆さんにお伝えしたい。いや、お教えしたい。

みなさんは激しい尿意と便意と吐き気に同時に襲われたことがないかもしれませんが、これから先の人生、何が起こるか分かりません。もしそうなった時のために、絶対に知っておいた方がいいことがあります。それは、

 

便器は1つしかないということ。

 

意味わかりますか?このテンションについてこれてますか?まず、一刻も争う状況で慌ててトイレに駆け込みますよね。個室に入りますよね。よかった、これで排出できるって思いますよね。でもここでひとつ問題があることにお気付きでしょうか。そう、

 

便器は1つしかないけど、限界寸前の出口は複数あるということ。

 

まあ、尿と便の出口はそれぞれ違いますが、どちらも便座に座った状態で出来るという点では1つとして考えて問題はないでしょう。

ここで問題となるのはそう、吐き気です。

嘔吐は便座に座った状態では出来ない。吐くなら便器に顔を突っ込む必要がある。が、便器に顔を突っ込んでいたら尿と便は出来ない。でも全てにおいてもう限界は超えている。あなたなら、どちらを選びますか…?

 

要は、嘔吐と尿もしくは便は同時に出来ないからトイレ入る前に上下のどちらから解放するか考えておこうねって話です。心構えって大切。

 

あ、私ですか?

慌てて駆け込んでパンツ脱いだはいいもののこの最大の難題に直面した私は、冷静かつ迅速に便器に座りました。何故嘔吐の方を諦めたかというと、やはりそこは女心ってやつですかね?ゲボはともかく、流石に彼の家でう○ち漏らしたとかいう武勇伝欲しくないからね。それこそトラウマものでしょ。お互いに。

 

で、苦渋の選択をした割には、というかあれだね苦しんだ割には上も下もほとんど何も出ませんでしたっていうオチ。なんなのこれ?ただただ長時間苦しんだだけ。子供達よ、これがドラッグだ。

 

 

…はい、以上です。もういい加減終わりにします。クッソ長文失礼しました。クソだけに。

 

あ、今はシラフです。